[日活名作ロマンシリーズ]"聖処女"に忍び寄る狡猾な獣の影。獲物が怯えるほどに情欲は昂まっていく!今は亡き往年のアイドル女優?可愛かずみのデビュー作。当時18歳だった彼女の初々しく眩い肢体が目に焼き付く。また,ピンク映画やオリジナルビデオで活躍する下元史朗が大学講師に扮し,好漢と卑劣漢の二面性を見事に演じわけ,作品をしっかりと支えている。監督はピンク映画の巨匠?渡辺護。可愛かずみの魅力を最大限に引き出そうとする演出で,彼女の見せる様々な表情を鋭敏にとらえた傑作。大学講師の吉松は,街頭で見かけてから目をつけていた少女?岡田美貴子のことで頭がいっぱいになっていた。尾行して家をつきとめ,電話番号を調べて夜ごと猥褻なイタズラ電話を繰り返す。そして美貴子の母親?多美を誘惑すると美貴子の家に入り込むことに成功する.